導入事例 / FA事業

生産終了となったPLCの順次更新

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自動倉庫を制しているPLCが生産終了し、予備品がないため、シェア率の高いメーカーに更新したいが、複数台が同軸ネットワークで組まれており、個別での更新ができない。
タッチパネルの更新をするとともに、既存の同軸ネットワークからMELSECNET/Hのネットワークに切り替え、別メーカーのPLCに更新した。

MELSECNET/Hのネットワークへ切り替え、別メーカーのPLCに更新

工場内で、設備保全に携わる方からのご依頼です。これまで自社の自動倉庫で使用していた日立HシリーズのPLCが生産終了となり、同メーカーの後発品・予備品もないため全てのPLCを新たに三菱電機のものに更新したい、というご相談をいただきました。ネットワークを調査すると、既存のPLCは7つで同軸ループ型のネットワークで組まれており、個別での更新ができないという状況でした。また、一括工事すると日数も足りず、工場の稼働も止めなくてはならないため避けたいところでした。

既設の同軸ネットワークを保ちつつMELSECNET/Hのループを作り、三菱電機のGOTに更新

まずは既設のタッチパネルを三菱電機のGOTに更新しました。次に既存の同軸ネットワークと併設でMELSECNET/Hのループを作り、三菱電機のPLCへ順次更新しました。このように別のネットワークを同時に引くことで、既存のネットワークを活かしつつ、結果的には全てのPLCを三菱電機のPLCに置き換えることができました。同PLCはシェアも高く、コスト面でも導入後のメンテナンス面でも安心です。
工場が稼働しない土日をねらっておこなったため、3年という長期的なスパンではありましたが、稼働に影響することなくPLCの切り替えをおこなうことができ、大変ご満足していただけました。

新規でネットワークを組むこと自体はそれほど難しくありませんが、現状のPLCを解析したり、既存のネットワークを保ちつつ新たに組み替えていったりなどは、豊富な事例をこなしてきた弊社ならではと自負しております。今回のように、工場が稼働しない土日に作業を行うこともできますので、ネットワークの変更やPLC更新をお考えの方はどうぞご検討ください。

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